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この記事ではNFTを購入したり、Mintをする際にガスが詰まって身動きできない時の対処法を解説していきます。
※この記事は2022年9月時点の内容になります。当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。
※当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- WL（ホワイトリスト）・・・NFTの優先購入権。多くの場合は一般販売より前に少し安い価格で購入することができる場合が多い。
- Mint（ミント）・・・デジタルデータをNFTとして生成すること。簡単に言えばOpenSeaなどで販売される前に、先行販売で購入するときによく使われる言葉です。
- ガス詰まり・・・NFTを購入する際やMintの際に、トランザクション（取引）がなかなか成立しないこと。取引が成立（Success)せずに、保留中（Pending ペンディング）の状態が続くこと。
ガス詰まりとは
- トランザクション・・・トランザクションとは取引のことです。イーサリアムでのトランザクションとはハッシュ値やアドレスなどが含まれた電子署名したもの全体のことを言います。
- ガス代・・・トランザクションフィーといって取引をする際にかかる手数料のことです。ガス代は取引量や時間帯によって変動します。
クルクル回り始めたら、MetaMaskでEtherscan（イーサスキャン）をチェックしてみましょう。
Etherscan（イーサスキャン）をチェックする方法
MetaMaskでEtherscan（イーサスキャン）をチェックしてみましょう。
MetaMaskを立ち上げたら、右上の3つの点々をクリックします。
『アカウントをEtherscanで表示』をクリック
Etherscan（イーサスキャン）のページに切り替わります。
Transactions（トランザクション）を確認していきます。
Pending（保留中）となっているものが発見できました。
『(pending)』となっている行のTxn Hash（トランザクションハッシュ）をクリック。
Status（ステータス）は『Pending（保留中）』と表示、
Estimated Confirmation Duration（推定確認時間）は『>1Hr』になっています。
トランザクション（取引）完了までに1時間近くかかる可能性があります。
Estimated Confirmation Duration（推定確認時間）が『>1min』とかの場合はすぐにトランザクション（取引）が成功する場合が多いです、
ガス詰まりの時の対処法
- 対処法①ひたすら待つ
- 対処法②手数料（ガス代）を追加で払う
- 対処法③キャンセルしてやり直す
対処法①ひたすら待つ
一つ目の対処法は『ひたすら待つ』です。
ただひたすら待つ場合は、時間がかかる場合が多いのが難点です。
ただ、追加のガス代（手数料）などもかからないので、特に急いでいない場合は、そのまま待ちつづけましょう。
- 時間がかかる場合がある
- 追加のガス代（手数料）はかからない
対処法②手数料（ガス代）を追加で払う
二つ目の対処法としては『手数料（ガス代）を追加で払うこと』です。
人気のNFTプロジェクトなどで、早くトランザクションを通さないと買えなくなる時などにおススメです。
画像は『イーサリアムメインネット』の『ETH』でガス詰まりがおこった場合のものです。他のチェーンでも同様のやり方で解決できるので参考にしてみてください。
画像はPCのブラウザ版のものになります。
まずMetaMaskを立ち上げます。立ち上がったら『アクティビティ』をクリックします。
キューを見るとコントラクトインタラクションが『保留中』になっているのが確認できます（ガス詰まり発生中です）
『スピードアップ』をクリックします。
トランザクションをスピードアップの画面で「積極的」をクリック
ガス代は通常よりも高くなります。
コントラクトインタラクションが以下のようになれば、トランザクションは成功です。
Etherscan（イーサスキャン）でも確認します。
Status（ステータス）は『Success（成功）』になっています。
ちなみに今回かかった手数料（Transaction Fee）は2.39$です（ピンクのところ）
- 時間は短縮できる
- 追加でガス代（手数料）を支払う必要がある
人気プロジェクトの場合は「積極的」にしても通らないことがあります。
その場合は、「高度な設定」から、Metamaskが提案するより大きい数字を設定しまみましょう。
最大基本手数料をデフォルトより多めにして、さらに優先手数料も積めばかなり通りやすくなります。
対処法③キャンセルしてやり直す
MetaMaskを立ち上げて、アクティビティを表示。きゃんせる
トランザクションをキャンセルします。
『低・中・高』のどれかを選択しますが、急いでいる場合は『高』を選択して『保存』をクリックします。
コントラクトインタラクションがキャンセル済になればキャンセル完了です。
Etherscan（イーサスキャン）で確認します。
SELFとなっているトランザクションをクリックします。
Status（ステータス）は『Success（成功）』になっています。
キャンセルした場合は『FromとTo』は同じアドレス（自分のアドレス）になります。
キャンセルした場合も手数料（Transaction Fee）はかかります。
今回は0.79$でした。（ピンクのところ）
ちなみに今回はキャンセルしてぎりぎりミントが間に合いました。
- いったん仕切り直しができる
- ガス代（手数料）かかる
混み合っているときはキャンセルすることも保留になる場合があります。
その場合はキャンセルのトランザクションをスピードアップさせるってことが必要な場合もあります。
まとめ
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