2人目を妊娠した時に悩まされるのが、やはりつわりです。
1人目妊娠中であれば、体調が悪い時は無理せず体を休めることができますが、2人目となると1人目のお世話をしながらつわりと戦うわけなのでとても辛いものです。
特に1人目がまだ小さい場合はオムツ替えや身の回りの世話などにも追われて休む暇もなかったり、ある程度大きくなっていても幼稚園の送迎や行事の参加など出歩かなければならない機会も多いです。
そんな障壁だらけの2人目のつわりの乗り越え方と2人目妊娠で立ちはばかる大きな壁をご紹介していきます。
妊娠中はつわりに悩む女性が多い
子供を授かるということはとても喜ばしいことで、マタニティライフは幸せいっぱい、とイメージする人は多いかもしれません。けれども、実際に妊娠をしてみると、ハッピーなことばかりではない、ということが初めてわかるものです。
妊娠中、特に安定期前の初期というのは、一般につわりで苦しむ女性が多いのです。つわりというのは主に吐き気の症状ですが、船酔いや二日酔いのような不快感から、1日に何十回も嘔吐してしまい水も飲めなくなり脱水症状で入院するレベルまで、程度は様々です。
また、タイプも人によって違い、常に吐き気がする吐きつわり、空腹時にムカムカする食べつわり、どちらもあるタイプなど、いろいろです。辛いのは、そういった症状が、毎日安定期まで続くということです。時には、安定期を過ぎても出産までつわりがおさまらない、という過酷な苦しみを味わう人もいます。
現代医学をもってしても、つわりを解決する方法はないといわれていて、世の多くの妊婦さんたちはつわりに耐えなければならないのです。
※まれに、つわりが全くない、という羨ましい体質の人もいます。
2人目妊娠で立ちはばかる大きな壁!子供の食事はどうする?
1人目のつわりがとても酷かった人は、それが理由で2人目妊娠に踏み切れないということも少なくありません。逆に、1人目でつわりが全くなかったのに、2人目を妊娠したらつわりがひどくて予定外だった、というようなケースもあります。
少しでも負担を軽減するために、妊娠する時期を計画的に調整したりする人もいますが、やはり子供というのは授かりものなので、なかなか思うようにはいかないこともあります。
実家が近くにあったり、誰か頼る人がいればまだ良いのですが、基本的に一人で子供のお世話をしなければならない人がほとんどです。更に旦那は休日が少なく帰りが遅い激務で頼れない、と絶望的な場合もあります。
私の場合は、一番きつかったのが、食事の準備でした。
冷蔵庫を開けただけで吐き気で立ち上がれないことも…でも私が食事の準備をしないと、子供がお腹をすかせてしまいます。
子供のために、栄養のあるものを食べさせたいと思いますが、多少手抜きになってしまっても仕方ありません。サンドイッチや、おにぎりなど、小さい子供でも上手に食べられそうなものを用意しておいたり、おかずなどには紙皿を使えば食器を洗う必要もありません。
親が罪悪感を感じていても、子供は案外喜んでいることが多いものです。逆に親が辛い顔をしていると子供にも変な心配をかけてしまします。
手抜きになっても大丈夫という気持ちをもって、無理せず笑顔でいることを心がけましょう。
2人目妊娠中につわりが辛い時には絶対に無理をしすぎないこと
2人目だから、辛くても頑張るしかない、と必死でつわりに耐えながら家事や育児をしているお母さんも多いです。働いているお母さんも、通勤が大変だったり、職場が休めなかったりしますよね。
頑張ろう、という気持ちは素晴らしいですが、無理のしすぎは禁物です。
つわりは病気ではないとはいえ、時には命にもかかわる場合があります。あまりにも辛い時は、産婦人科で相談してみましょう。
点滴をうてば、つわりそのものは解決しなくても、水分や栄養が補給されだいぶ体が楽になる、ということがよくあります。病院によっては、吐き気止めの薬や、つわりに効果的な漢方薬を処方してくれる場合もあるので、気軽に相談してみましょう。
病院の方針で積極的につわり治療をしないところもありますが、2人目だから大変だということも相談してみると良いでしょう。
とにかく、2人目妊娠中につわりが辛い時には絶対に無理をしすぎないことが大切です。
2人目妊娠中のつわりはやっぱり辛い!ポジティブに向き合うためには
いろいろな方法を試してみても、つわりがやっぱり辛くて心が折れてしまうことはありますよね。つわり中は、どうしても気分が滅入ってしまって、ネガティブになってしまう人は多いです。
けれども、健診でエコー画像で元気に成長する赤ちゃんの姿を見ると、気分が明るくなり、その日だけ頑張れる、という声もよく聞きます。気持ちが明るくなることがつわりの辛さを軽減させてくれることがあります。
私の場合は、なかなかつわりがおさまらず暗い気持ちでいたけれど、思い切って出かけてみたら気分転換になったということがありました。
また、無理して外に出かけなくても、2人目が生まれてからの未来を想像してみるだけでもよいのです。兄弟姉妹が仲良く遊ぶ姿を思い描くと、幸せな気分になれるものです。
今はネット社会があるので、同じようにつわりと戦いながら頑張っている人たちの話を目にすることで、自分だけじゃないんだ、と励まされることもあります。
いつかは必ず終わるつわり、そして人生でそう何度も味わう機会のないつわりです。きっと1年後にはいい思い出になっているはずです。
まとめ
塞ぎがちな気持ちを前向きに、無理せず気楽に変えることで、2人目妊娠中のつわりを乗り越えるていきましょう。