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恵方巻きをしゃべらないで食べる理由は?そのルーツは?真相に迫ります。

節分に恵方巻を食べる風習が定着してかなり立ちます。

しかし、私が子供のころ(かれこれだいぶ昔になりますが)恵方巻って食べていた記憶がないんです。

で大人になってから、子供たちと恵方巻を食べるとき、それって本当?ってルールがあることに驚きました。

美味しい恵方巻を食べるとき、家族団らんで賑やかに食べたいなと思う方も多いんじゃないかと思います。

今回はそんな恵方巻あるあるの秘密に迫っていきたいなと思います。

恵方巻き。しゃべらないで食べる理由は?

恵方巻を食べるときにしゃべっちゃいけないって本当?

喋ると口から福が逃げてしまうからって聞いたことがあるよ!

途中でしゃべると願い事が叶わなくなるとも聞いたことがあるわ。

恵方巻を食べるときにしゃべらない理由というのは、いろいろ説があるみたいです。その説を辿っていくと実は一つの大きな人物にたどり着きます。

 

まあ、人物っていうか神様なんですけど。

 

その神様とは歳徳神って呼ばれる神様です。

歳徳神とはどんな神様?

歳徳神とはウィキペディアによると、

歳徳神(としとくじん、とんどさん)は陰陽道で、その年の福徳を司る神である。年徳歳神、正月さまなどとも言う。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

って出てきますが、実は恵方におられる神様みたいです。

では、恵方とは何かというと、その年の十干(じっかん)によって定められる、最もよいとされる方角だそうです。

つまり、歳徳神とは恵方の方角におられるその年の福徳を司る神様ということみたいです。ですので、恵方巻とは歳徳神のおられる恵方の方角を向いて食べるそうです。

なぜしゃべっちゃいけないのか?

じゃあなぜしゃべっちゃいけないの?

それは、恵方巻を食べている最中にしゃべってしまうと、歳徳神の福が外に逃げてしまうと考えられているからだそうです。

 

そもそも、恵方巻とは福の神として知られる七福神にあやかって七つの具材を巻いた巻き物なので、恵方巻自体にも福が巻かれています。ですので、途中でおしゃべりせずに、心の中で願い事を祈りながら、1本丸ごと食べるのが縁起が良いと言われているみたいなんですね。

ただ、昔の恵方巻は細身の丸かぶり寿司でしたが、今の恵方巻は年々豪華になって、しゃべらずに一気に食べきることは大変なので、願い事を祈って、十分に福を取り入れることが出来れば、あとはわいわい団らんしながら食べるのもOKみたいですよ。

恵方巻のルーツはどこから来たの?

恵方巻は大阪の地方からたべ始めたとされる説が多いですが、全国的に広まるきっかけとなったのは、1989年にセブンイレブンが恵方巻として販売したのがきっかけと言われています。

 

もともとは節分の巻き寿司とか丸かぶり寿司とか言われていたそうなのですが、セブンイレブンが恵方巻として販売し、それが全国的に広がったようです。

まとめ

節分といえば豆まきに恵方巻。どんなルーツにせよ、おいしいものを食べることは幸せですよね。その年の一番良い方角を向いて、お願い事を祈りながら恵方巻を食べて、福をいっぱい取り込めるといいですね。